責任を持って最後まで共に暮らし大切に看取らせて頂きます。

最後の時は私たちには分かりません。

数か月かもしれません、何年かもしれません。

限られた時間をのんびりと安心して過ごします。

私だからこそできる関わり方で、彼らを次の世界へ優しく見送ります。

　　

ロリ（チワワ・18歳）

　2020/8/11 　徳島からブリーダーレスキューする。

　2021/1/30 　18歳　永眠。

 

 

●母性溢れるやさしい子

●今までのつらい過去を愛に変えている子

●とことこと歩く様子がたまらなく可愛いおばあちゃん

 

・膣脱（現在良好　2020.10/20）

・歯が殆どなく、下顎が溶けている。

・後ろ足が突っ張り棒のように歩く。

・痩せ気味

・白内障とドライアイ　

　

こちらに来てからは食欲は変わらないのに体重は増えたり減ったり、そして徐々に減っていきました。それは当たり前で18歳という年齢は高齢の域です。膣脱もロリとの協力とケアの効果ありで良くなりました。

毎日の生活も寝ている時間が長くなり、歩くことさえおぼつかなくこけてしまい、自力で起き上がることも出来なくなってきました。ケージの中でもベッドから出て、トイレシーツにすることも難しくなったのか、ベッドでしてしまうようになりました。以前のようにオムツをしようとしても身体がガリガリで上手く固定出来なくなりました。食事は何とか介助なしでできました。今思えば最後まで自力でQOLを全うした子でした。もっと早く会えていたら？もっと長く一緒にいられたのかな？と18歳までブリーダーの元で暮らしたロりを思うと胸が苦しくなります。

私はロりを受け入れた以上は”そのままのロり”をこのまま看取ります。と決めてお迎えしたのだから・・・と前を向いて進みます。それがロりが望んでいることだから。

 数か月共に過ごしたロリとの思い出は私の中でずっと宝物にします。

ノアズアークに来てくれてありがとう。合掌

 

＜ロりを私に託して下さった　徳島ハート様からお言葉をいただきました。＞

　お世話になります。ご報告ありがとうございます。ロリちゃん旅だったんですね。

 私たちも、普通に20才まで生きられるものだと思っていましたが、こればかりは仕方ないですね。 ただ、残りの余生は自由に幸せに過ごせたと思いますので、本当に感謝しております。こちらで引き受けた際、年齢も踏まえてシェルターでどれだけの生活を送らせてやれるだろうかと思っていた時、角田様のお陰であの子に幸せな環境を与えてあげることができました。

生きていた時間の中で角田様と過ごした時間は短かったかもしれませんが、きっと本当に幸せな気持ちで旅立てたと思います。本当によくしていただきましてありがとうございます。心から感謝いたします。そして、あのこの生きた証がこの世に残ったことに心から嬉しく思います。

 本当に最後まで大切にしていただきましてありがとうございました。

サンちゃんのことこれからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

　　　　

サン（チワワ・11歳）

　　2020/8/11　徳島ハートからレスキューする。

      2023/1/24   11歳　永眠

 

　　●周りを観察する賢い子

　　●明るく御茶目な子

　　●体の不具合を乗り越えて今を生きる子

　　

　

　・歯がない（下顎溶けてない）

　・手足のバランスが悪い　古い骨折あり

　・尻尾を噛む癖あり

　・ご飯の時はガウガウ

　 ・前提疾患発症（2021/3/31）無事に服用後落ちついています。

　・過去からの左肩の脱臼（こちらは何度か鎮静して整復を試みましたが、今後はこのまま状態固定ということに）

　・精巣炎、去勢手術（2022/4/6）無事に落ち着きました。

　　　

ロリと同じく　ハート徳島　さまより迎えました。お迎え当初は尻尾に何か触れようものならガウガウ、体に触れようとするとガウガウでした。愛情をもって声をかけながら慣らしていくと、日に日にこちらに心を開いてくれました。今では膝の上で撫でられながら眠ってしまうほどです。こちらもブリーダーレスキューされた子なので、現状を受け入れて毎日を笑いながら過ごしていくことに心掛けています。ガウガウさんは健在ですがこのあどけなさに憎めず笑ってしまいます。古い骨折が手足にあるせいか歩く時に少しびっこをひきます。

 

ガウガウも随分来た時より落ち着き、体を触っても気持ちよさそうにしています。抱っこも大好きで眠ってしまいます。

 

精巣炎騒ぎでは心配しましたが、何とか無事に落ち着き、以前よりも元気になりました。

前よりも信頼関係が深まった気がします。サンが私を見る目でそう感じることがあります。

 

また、下あごが溶けているためフードが呑み込みにくく空気も一緒に吸い込んでしまうため、食後暫く乳児のようにゲップがでるまで立てて抱いています。

 

もっと一緒にいられると思っていましたが、別れは突然でした。

前日まで元気に過ごしていましたが、亡くなる朝方珍しくトイレシーツの上で伏せていた。

呼吸が苦しそうなので、あさ一で病院へ行き酸素室に入れてもらいながらレントゲンを撮る。

肺の細い血管が切れたのか、肺水腫、肺血腫の状態。

落ち着いていたかに見えたが、危篤状態になり呼吸器、心電図に繋がれ意識がなくなる。

診察室によばれ、サンの姿に呆然となる。

何度も声をかけ、触れて戻ってくるように願う。

意識を取り戻し、呼吸器を外そうと起き上がる。

酸素室に入り、安定したら帰宅できるように自宅にも酸素室の手配をする。

アクリル板の向こうのサンは、ウロウロしながら眠そうに、伏せて目をつぶろうとしていた。

呼吸は・・・・してない？

思わず酸素室からサンを抱き上げる。

ぐったり。。。。逝ってしまった。

また呼吸器と心電図をつけ、心臓マッサージをされる。

小さい体

先生にこれ以上は・・・とサンの最期を受け入れる。

最後までサンは頑張りました。

1㎏弱の不自由な体で11年生きてきました。

私には可愛いサンと時間は2年5ヶ月でしたが、ずっと長くそれ以上に感じました。

私にお世話をさせてくれてありがとう。

ずっと忘れないから。

 

 

 

      <私にサンを託してくれた、徳島ハートレスキュー様から>

 

お世話になります。サンのことで最後まで良くしていただきましてありがとうございました。

　

ピース（ドーベルマン・8歳）

 2020/10/10　沖縄からレスキューする。

 

ピースについてはまだ老犬の域には達していませんが緊急な案件のため　レスキューする。

 

●人の言うことが理解できる子（但し落ち着いている時）

●仲間とのコミュニケーションをとれる子

●人が大好きな子

 

 

過酷な環境で頑張ってきたピースと共にこれから暮らしていきます。

 

・5年間ケージの中に閉じ込められて、トイレにも出してもらえず、爪は伸びっぱなし、手足、腰にはタコがありました。

・胸の皮のたるみについてはこれからの成長で良くなるといいのですが。5歳なのにパピーのように小さく、筋肉も肉も足らずこれから徐々に足していきます。（なかなか吸収力が弱く落ち着く性格ではないため難しいかもしれません）

・フードガードが強い

 

狂犬病予防接種済み　去勢手術済み。

当初は落ち着きがなく、テンションが高いので興奮しやすく吠えてしまったり、鼻を鳴らしたりにぎやかでした。

また車に乗ると大興奮吠え

食事の時は大興奮吠え

ハイパー頭はお子ちゃまなピースに手を焼きました。

今は努力の甲斐もあり随分落ち着きケージの中も、フリーの室内も問題なく過ごせるようになりました。

外の環境も、子供、車、時間をまちまちに散歩に出し初めての経験を慣らしていきました。

スタッフのドーベルマンとも問題なく過ごしています。

 

ドライブは随分慣れてきたが、低速になったり、停車するとスイッチが入り大騒ぎ。

 

日々落ち着いてきています。テンションがマックスになると訳が分からなくなってしまうところは未だありますが、来た当初から比べると随分理解し合える関係になってきました。

 

ご飯時の興奮は少しなら静かに待てるようになって来ました。

体重が増え　現在28.5ｋｇになりました。

 

2022.3.9　ブリーダーレスキューしました。

 

●観察力のある子

●誰かが具合が悪い時心配そうに傍に寄り添う子

●オスカーと時々けんか

 

 

来た当日は緊張気味でしたが、場所に順応するまでにあまり時間はかかりませんでした。

夜もぐっすり眠ります。

 

・肛門腺破裂により処置

・爪が伸びていたのでカット

 

他は食事や排せつに問題なく過ごしています。

男性に警戒心があるらしく、口が出てしまうことがあります。

アイコンタクトができること、名前を呼ぶとそばに来ること、お利口さんです。

 

お散歩だ大好きで、上手に歩けます。

仲間の様子を観察し、様子がおかしいと駈け寄ったりセラピストのような子です。

2022.3.9　フライと同じくブリーダーレスキューする。

 

●人が好きな子

●食欲旺盛

●元気なおばあちゃん

 

 

・左目白内障？右目傷（目薬で完治）

・爪が伸びていたのでカット

 

所有欲が強い（フード・人）

女の子気質でフライより強めの子

喜びを全身で表現する子（ケージからのごはん時のジャンプ）

要求吠え少しあるが、静止可能。

可愛い子です。

 

フライと同じくお散歩大好き。

アイコンタクトで自ら伝えようとする子です。

2022.5.31　ブリーダーレスキューをする。

 

●ご飯大好き！時間になると大興奮のおばあちゃん

●時々空中をじっと見つめてる子

●人が好きな子

 

 

 

お迎えして落ち着いたので血液検査をする。

・右手古い骨折の後、きちんと固定し処置されなかったせいか、ひじから先がブラブラしている。これは本人は上手にぴょんぴょん飛ぶように歩き工夫しているが、コルセットや義足を検討中。

・耳が汚れていたので、毎日ケアしながら洗浄する。

・目の周りが少し赤い。

・右目　古い傷放置により白くなっている。

・緊張から体が硬い

 

性格は明るく、顔を見上げて表情を観察する子。ぶらぶらの手で、ねえねえ～と撫でて＾＾と催促する。食欲は来た当初から問題なく内臓関係は問題ないよう。

 

食欲モリモリで元気なおばあちゃん　ご飯の時はテンションが上がり声が出てしまいます。

片手が不自由なことも気にしない。

時々空中をじっと眺めている子。

2022.5.31　ブリーダーレスキューをする。

 

●人が大好き！膝に乗るのが好き

●遊ぶのが好きで皆を誘う子

●ご飯の時は強気になる子

●状況を観察している子

 

 

お迎えする前から食事をせず、尿の色が濃く健康状態に問題があるとのこと。

来てすぐに血液検査をする。

・黄疸が出ていて、数値が非常に悪い。そのせいで食欲がなかったらしく、毎日の点滴とお薬で徐々にフードを食べてくれるようになる。

・下顎が溶けている。

・毛玉があちこちにできていた。

 

しばらくお薬を服用しながら、血液検査で数値を確認して様子をみることにする。

当初の体の具合もこちらに来てから医療にかかり落ち着いています。

 

甘えん坊で人が来るとすり寄って膝の上に乗る子。犬の中では、一人離れた場所にいたりする。

 

食欲もムラなくよく食べます。

ピョンピョン子羊のようにうれしい時は跳ねています。

 

 

2023.1.15　徳島ハート様からレスキュー

 

●体の頑丈さと違い優しい子

●視力が弱いせいで時々仲間とぶつかり慌てる。

 

少し太り気味なのでダイエットが必要かな？

最初は緊張して様子を伺っていたけど、日に日に慣れて皆と一緒に動き回り。

数日で本領発揮か？吠えてみたり。

とても愛嬌のある子で周りが笑顔になります。

少しでも長く一緒にいられますように！

 

当初、チワワにしては太りすぎ、ペキニーズならこのくらい許容範囲ということで、ご飯の量を観察しながら維持しています。

当初の舌の乾き具合や色はまったくなくなりました。

目の方もうまく付き合っていけるように、乾いたら目薬をしています。

食欲モリモリで元気です。

 

 

2023.4.6～宮崎からブリーダーレスキュー

 

2024.6.15　永眠

 

●小さい体でピョンピョン跳ねる可愛いおばあちゃん

●日に日に毛艶が良くなりフサフサに

●当初のクルクルが無くなり、皆とのんびり過ごすことができるようになる。

 

チェリーアイ放置からか眼球の状態が良くない。

認知症か脳の病気か不明だがクルクルひたすら回り続ける。

そのため、体が一方方向に歪んでいる。

皮膚の状態があまり良くない。

性格は可愛いおばあちゃん、今は周りを観察中。顔周りは嫌い。

フリーにすると回旋するので、ほかの仲間が遠巻きにしている。

サークル中でベッドに入り落ち着いて眠れるようになる。

しばらく、マッサージをしながら緩めていこう。

 

随分とこちらにも慣れてきました。

クルクル回ることも、上手くコツをつかめるようになりました。

仲間たちとも仲良く暮らしています。

フリーからサークル内へ移動すると、外に出して～！と可愛く泣くようになりました。

サークル内でトイレとベッドを間違えてしまいますが洗濯すればよいので。。。

 

5月の終わりに体調を崩し、レントゲンから肺炎と心臓の欠陥が見つかる。

酸素室を準備しお薬を服用しながら様子を見る。

食欲もあり元気も出てきたので酸素室から徐々に出て、普通の生活スタイルに戻る。

最後の時間を苦痛を和らげながら仲間たちと過ごす。

その後、何度かてんかん発作を起こし意識不明になるが、覚醒し戻ってくるを繰り返す。

その度にダメージを受けて身体に力が入らず起き上がれなくなる。

食欲はありシリンジでチュールを喜んで食べる。

最期は新生児のように抱いていると安心して甘えられるのか、ベッドに寝かせようとすると叫びながら抵抗する。

てんかん発作時には体を仰け反って目を見開き、見ているのが辛くなる。

夜中に仲間たちと共に見守られながら息を引き取りました。

昨年4月から私たちと過ごす中、遠慮がちなロイが最後の数日間は沢山甘えてくれたことが嬉しかったです。

老犬で迎えたので共に暮らす時間は限られてましたが、濃厚でかけがえのない時でした。

虹の橋を渡り、苦痛もなくのんびり過ごしていてくれたらと願います。合掌

 

老犬ホスピス NOAH'S ARK（ノアズ アーク）は老犬を飼い主が手放すという現状を、最期を安心して過ごせるように用意させていただいた場所です。

残りの犬生　ノアズアークに来てどれだけ一緒に過ごせるかわかりませんが、時間を大事に暮らします。

最期は元飼い主様の事を思いながら虹の橋へ渡って逝く彼らに、私たち出来る事は限られているかもしれません。

それでも　NOAH'S　ARK　に来てくれてありがとう。

 

 

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